DSC01934

GW前半に1泊2日のスケジュールで出雲大社までロードバイクで行ってきました。
今回はそのツーリングレポをお届けします。
私の場合、大体いつもブログ記事にしようと思って写真を撮っていないのでイマイチ土地の雰囲気がわかりづらいかもしれませんがご容赦下さい…w (;´∀`)

◆出雲ツーリング1日目◆

2017年4月29日


IMG_3253
今回のスタートは鳥取県・境港市。
深夜1時ごろ同行者のD氏に車で迎えに来てもらい高速道路で境港まで行きました。
有料駐車場に駐車して自転車の準備を終えてスタートしたのが午前4時。
まだ周囲は暗いです。


IMG_3255
港の岸壁は漁業関係者と釣り人の車が途切れなく続いてました。
駐車場を出てすぐでしたが雰囲気が好きだったので写真を一枚。
夜明け前ってテンション上がりますよね(^q^)
気温的には思ったほど寒くはなかったのですが風が強かったためジャージの上にフリースとウィンドブレーカーを着込んでいます。

今回のルート(1日目)です↓


これは実際に走ったルートを後日なるべくトレースしたものです(一部輪行区間含む)。
本来は可能な限り海岸線をトレースするルートだったのですが後述の理由により現地でルートが大幅に変更になりました。

走り出して2kmほどで暑くなりフリースとウィンドブレーカーを脱ぐことに。
その後フリースは着ることがなかったので完全にお荷物でした…。
この時期は本当に着るものを持つかどうかで悩みますね。
IMG_3258
夜明け。
体調に異変有り(;´ `)
一度目は夜が明ける前。
嘔吐感に襲われて安全な場所を見つけて寝転んで5分ほど休憩。
そしてこの写真の場所ではふくらはぎを攣りそうになり漢方薬を服用しました。
最近の運動不足、さらに前夜全く寝ていないのがここにきて完全にキテますねorz
芍薬甘草湯は速攻で効くのでここも5分ほどの休憩でした。
それにしても風がものすごくて、しかもずっと向かい風でつらい。

DSC01903
その後は嘘のように快調でした。
写真の地点で午前7時前。
時間的にお腹が減ってきたので、景色の良い場所を探してご飯を食べようとしているのですが、
景色がいい=風が直撃なのでなかなかいい場所が見つかりません。
本当に風が強いので大変です。
結局条件の良い場所が見つからないままダラダラ走る羽目に…w
島根の日本海沿いは隆起した地層がたくさんあって面白い形の断崖がたくさんありました。
写真の場所もいわゆる「鬼の洗濯板」的な見た目の岩肌が見えました。

IMG_3260
遠くに島根原発が見える場所まで来て、空腹感と食事をするロケーション探しの天秤がついに空腹側へ傾きました。
あまり眺望はひらけていませんが風の当たらない地形にやってきました。
道路脇におそらく畑に登っていくのだろうと思わしきコンクリート階段を見つけたので、そちらをお借りして朝食にしました。
私の家も田舎ですけど、日中はそれなりに車だとか色々騒音が聞こえてくるのですが、ここは何も聞こえません。
聞こえてくるのはわずかな波の音と鳥ののどかなさえずりだけ。
とても贅沢な時間でした。

食事後は島根原発を見下ろす山、その尾根伝いの道を走りました。
見通しのいい場所からは間近に原発がみえるのですが、あまりに規模が大きいため人の気配も感じられないせいか、廃墟的な不気味さすら感じてしまいました。
施設の性質上、道路脇にはずっと鉄条網が走っています。
そして監視カメラとおそらく何らかのセンサが一定間隔で設置されていますが、その密度がすごい。
「物々しい」という言葉そのものです。
私は原発というものを実際に見たのは初めてですが、その厳重な監視体制がいやが上にも「原子力」というテクノロジーの圧倒的な威圧感みたいなものを肌で感じました。
なお、このあたりは景色も良かったのですが撮影禁止と書いてあったため写真はありません。

IMG_3262
原発のある山を越えて次の集落まで降りてきました。
ここは海水浴場ですが、あまりの強風で途切れなく砂が舞い上がっていて、
写真を撮るために休憩をしたのですが、すぐ建物の影に避難しました。
建物の影から見ていると巻き上げられた砂で目の前の山すら霞んでいました Σ( ゚д゚ )
(写真では伝わりにくいですが左側に見える山すら霞んでました)

ここから写真に写っている山を走る林道を通って行くつもりだったのですが、なんと林道が工事で全面通行止め!(;´Д`)
ここを通れないとすごく遠回りになるので一瞬頭が真っ白になりました…w
とりあえずスマホで地図を見ながらD氏と代替ルートを話し合います。

結局宍道湖方面にすこし南下して、途中にある細い道を西に向かって走ることにしました。
当然林道を通れるものだと少しも疑っていなかった私はこのルートを全くリサーチしていないので、どんな道かも知りません。
ただ、D氏は行きたい神社を事前にピックアップしていたらしく、代替ルートなら寄ることができるということで神社まではD氏にナビゲーターをお願いしました。


IMG_3264
【佐太神社】wiki

佐太神社へ参拝。
出雲国二の宮ということで、面積はそれほど広くはありませんが非常に立派な神社でした。
近年改修されたというのもあるのでしょうがとても綺麗。

IMG_3266
手水舎。
柄杓の柄がすごく長いのが印象的でした。
オールステンレスとかの柄杓がおいてある神社も多い中、やはり竹の柄杓は良いですね。
私は神社へ参拝すると本殿より手水舎の雰囲気に興味が向いてしまう変人です…w
神社の水場って清浄な雰囲気がして好きなんですよねー。
その後は本殿に参拝した後、御朱印を頂きました。

DSC01913
境内の青もみじ。
天気も良くて気持ちがいいです。

続いて向かったのは田中神社(田中神社について)。
すみませんここは写真を撮っていません(;´∀`)
ですが非常に興味深い場所でした(詳細は上記リンク先参照)。
縁切りと縁結びの御祭神が背中合わせになって祀られています。

さて、参拝を終えて再出発です。
最近ロードバイクに乗っていなかったためお尻の痛みが出てきています。
休憩すると逆に痛いんです。暫く乗ると麻痺してくるのか楽になるんですけどね。
神社を出てすぐに市道なのか町道なのか、はたまた林道なのかよくわからないとても細い道に突入します。
この道を西に進めば当初予定していたルートへの合流ができるはずなんです。
・・・と、思わないと心配になるくらい細い道でしたw

スタートからここまで、大した登りはありません。
でも小刻みに上り下りをずっと繰り返しています。
私はヒルクライムという言葉を聞くだけで嫌になるくらい長い登りが大嫌いなのですが、1km未満の短い上りなら10%越えていても比較的力任せに乗り越えられるので、そういう登りはまだ好きな範疇に入ります。
ただ、本当に最近は運動不足だったせいか、途中で左膝外側に痛みを感じ始めました。

痛みがだんだんとひどくなっていきます。
何度か休憩をはさみながら走ったのですが、膝サポーターを着けてみても痛み止めや漢方薬を飲んでもまったく収まらない痛みでした。
膝が痛くなること自体はそれなりにあるのですが、今回はちょっといつもと違うなという予感がし始めます。
そして、ついに負荷をかける事ができないほど痛みが強くなりました。
さらに昨夜寝ていないためか、走っていても居眠りしそうなくらい眠気も強くなってきました。
このままだと危ないのでD氏と相談して、エスケープルートを使うことにしました。
本当は雨が降ったら使おうと思っていた手段なので、晴天なのに使うことになるとは思っても見ませんでしたけれど…(;´∀`)

島根には一畑電車という路線が宍道湖沿いに走っています。
幸い今の位置から4kmほど南に下れば駅があるので、電車でワープをすることにします。
駅までは下り基調。下りに関しては膝の痛みは関係ないのであっというまに駅に到着です。

IMG_3267
一畑(いちばた)電車の秋鹿と書いて「あいか」駅です。
読み方を見た瞬間、「恥ずかしいセリフ禁止ッ!」というセリフが脳内を駆け巡る。

それなりに本数があるらしく私達も15分ほど待てば電車に乗れそうです。

IMG_3268
違和感。
ですがご安心下さい。
一畑電車では自転車をそのまま持ち込めるサービスがありまして、れっきとした合法です!w
別途で自転車の持ち込み料金(1回310円)を払えば自転車をそのまま車内へ持ち込めるというわけです。
このサービスを事前に調べていたので今回はかさばる輪行グッズを持たずに旅しています。
とはいえ、実際に車内に入った瞬間はドキドキしました(苦笑)
当然乗客は見てきますし。
運転士さんの案内で車輌の一番前に誘導され、大丈夫だとやっと確信します(^_^;)
たまたま車内が空いていたので自転車を支えたままシートに座ることもできました。
10分ほどウトウト。

その後、雲州平田駅で下車。
ここでお昼ごはんを食べようと思ったのですが、乗車前の待ち時間に調べていたお店がお休みだったため、駅前のコンビニでお弁当を買って駐車場の端っこをお借りして食べました。
その後は再び日本海へ出るため北上します。
休憩したので左膝も少しは楽になったかと思ったのですが、走り出してすぐに痛みがひどくなってきました。
いよいよ動かすこと自体が痛みを伴うようになってきたので平地は左足はブラブラさせて、右足だけの片足ペダリングで走りました。
さすがに登りになるときついので登りは歩くことになりましたが…。
歩くのは痛みが無いので、そうやってだましだまし距離を消化していきました。


DSC01915
また会ったな、日本海!
ここまでくれば最悪全部歩いても日暮れまでには宿泊地にはたどり着ける…、そんな安心感を得てここでも長めの休憩です。
D氏には何度も休憩に付き合ってもらって申し訳ない…。
「平地でワイに抜かれる気分はどう?ねぇねぇプギャー! (^Д^)」とはいいつつも気遣ってくれています。
うーん、脚が健在ならこの平坦、多分私がD氏を速度で引きちぎるチャンスなんですけどねぇ(←最低w)
大体我々二人のツーリングの場合、平地で私がD氏を引きちぎり、登りの途中で私がギブアップして休憩中にD氏に抜かれるというまさに「カメとウサギ」的な構図になることが多いです。

DSC01919
それにしても本当にいい天気です。風が強いのを除けば。


DSC01920
湾を挟んで向こうには風車の群れが見えました。
本来のルートであればあの山を越えてここまでやってくるはずでした。
どれもこれも元気にグルングルン回っていました。
えぇ、私達が向かう方角に正面を向けてね…(白目
ここも向かい風かぁ…。


IMG_3275
片足ペダリングでなんとか走っていますが、少しでも登りが入ると歩かざるを得ません。
写真の場所は平地ですが、この背後は登りになっています。


IMG_3276
途中で雰囲気の良い隧道に出会いました。
暗闇の向こうの新緑が眩しく美しかったです。


IMG_3279


IMG_3281
幸か不幸か、歩きが増えてくるとどうしたって写真を撮る機会も増えてきますw
ある意味ではブログのネタが増えるのでありがたい(と思わなければやってられませんw)。
海がきれいでした。私は偏光レンズのアイウェアをしているので余計に。

IMG_3286
しゅごいぃッ!(怒)
膝が痛くなくても歩いた。絶対歩いた。
私は登りが嫌いだ…!!!
軽量級のD氏が高笑いしながらスイスイ登っていきました。
※家に帰ってツーリングマップル見てたら「勾配20%」って書いてありました。

IMG_3287
激坂登攀を終えたと思ったら、最後にまた坂道…。
そしてようやく本日の宿泊地に到着です。
可愛らしい名前のキャンプ場。
「あぁ~心がぴょんぴょんするんじゃぁ~!!」
実はこのキャンプ場の周りの地名が「鵜鷺」と書いて「うさぎ」と読むのです。
なんてファンシーな地名でしょうか。
脳内で「Daydream café」が流れても仕方ない...。

到着した時間は15時頃。
今回はコテージを予約しています。
その関係でチェックイン時間の16時まで待機することに。
さすがに魔法の絨毯(鉄道)と近道を駆使した結果、当初の予定より大幅に早く着いてしまいましたのでやむを得ません。
私に合わせて走った結果D氏はまだまだ元気なのでキャンプ場内を散策しに出かけていきました。
逆に私は最後の激坂でついに歩くことすら不能な状態まで膝の痛みが悪化してしまいました。
管理棟でアイスの実(みかん味ずら★)を買い、芝生広場の椅子に座って休憩です。


IMG_3293
ここをキャンプ地とする。
自転車をコテージ下にあるバーベキューサイト(屋根付き)まで担ぎ上げる。
この数メートルの階段すら激痛。
写真の丸太風コンクリートの階段すら大変でした(^_^;)


IMG_3297
他の宿泊者は居るようですがとても静かでした。
まだ早いですがシャワーを浴びて管理棟でビールとおつまみを買って夕食にします。
というのも、膝の痛みがなければ寝落ちするレベルで眠くて…(;´∀`)


IMG_3298
時刻はまだ17時ごろ。
まさかこんなに早く酒を飲むとは。
普段あまり酒を飲まないし、飲んでも深夜なのでとても新鮮な体験です。
食事はレトルトカレー。
手荷物を減らすために食材と寝る時の着替えは事前に宅配便でキャンプ場まで送っておいたのです。


IMG_3301
散らかっていてすみません…(^_^;)
ロフト付きのコテージです。
食事後は片付けすらせずすぐに布団へ潜り込みました。
この写真を撮ってすぐに寝たので就寝は18時半。
途中10時頃に目が覚めたのですが、時計の秒針の音以外に一切音がしません。
本当に静かで良い場所でした。